機動戦士ガンダムF91
機動戦士ガンダムF91(劇場版)1991年3月劇場公開
シャア反乱からは約30年経ったUC123年。大きな戦乱も無く平和な世界、人類はその大半が地球から月までの軌道に設置されたスペースコロニーに移住し、地球連邦政府という国家の枠組みを超えた全地球規模の組織に統治されていた。しかし、地球連邦政府という組織内部の腐敗等から、独立及び自治を掲げて武装蜂起する勢力が跡を絶たない中、秘密裏にコスモ貴族主義を掲げる軍事組織クロスボーン・バンガードが設立され、新興スペースコロニーのフロンティアIVを急襲する。その最中、民間人のシーブック・アノーは襲撃から避難するために、友人達とともにコロニーを脱出するが、同行していた内の一人、セシリー・フェアチャイルドはクロスボーン・バンガード側に連れ去られてしまう。近隣のコロニー、「フロンティアI」に辿り着いた一行は、地球連邦軍の宇宙戦艦練習艦スペース・アークに保護されるが、艦内にはF91と名付けられた整備中のモビルスーツがあった。